平成18年度第2回理事会議事録

平成18年度第2回理事会議事録です。

平成18年度第2回理事会議事録

・日時 平成18年8月25日(金) 19:00~21:45
・場所 千葉県社会福祉センター 4F会議室
・出席者 林、五十嵐、稲葉、大野、深沢、水野谷、目黒、矢野、山﨑、白井
・委任状提出者 岡本、野村、勝又、小川
・欠席者 稲永
・議  長 矢野
・議事録 加藤(事務局)

議事内容

1.あいさつ
 林会長より、理事の都合が悪く委任状提出が多いとの報告がありました。議長に矢野理事をお願いしました。
2.議題
(1)社団法人化について
 白井事務局長より、千葉県との打ち合わせについて経過報告。(6月23日~8月23日)
 県、健康福祉指導課担当者と打ち合わせを実施、基礎資料を固めている段階、健康福祉指導課担当者には協力を頂いている。
基礎資料については、16,17年度、2年分の事業報告及び決算報告の詳細に関する資料を作成している。公益性の問題があり、
事務費の中で公益事業にあたる部分として、本部(日本社会福祉士会)の按分の考え方を取り入れ、事務費の賃金について、
事業費と管理費に分けているが、80%を事業費に充てているということで、その額について資料に付け加えた。健康福祉指導課担当者では、
公益性の有無についての判断はできず、最終的には法務政策課が判断する事なので、早急に資料が回るように対応を検討してくれている。 また、
平成20年公益法人化の法律改正についての説明を受け、一般法人と公益法人の2種類に分かれることになり、
一般法人は登記のみでなることが可能になり、公益法人は公益性の審査がきびしくなり、この事も念頭において、
今後の社団法人化について進めていく必要があると思われる。

水野谷:税金の優遇などの情報について知りたい。
白井:今後調べる。
大野:「なぜ社団法人化が必要なのか」という文章を作成する必要があるようだが、どういうことか。
白井:県の福祉指導課担当者が、4月で異動し、新しい担当者が千葉県社会福祉士会の社団法人化の必要性について、理解が乏しいので、
改めて資料が欲しいと言われている。

(2)代議員について
 本部(日本社会福祉士会)の定款改正により、代議員の選出方法が変る。ガイドラインにより、
本来は選挙により選出を実施しなければならないが、経過措置として、前代議員(3名)に加え、不足分(2名)
を理事会で選出する方法でもよいが、本会ではどのように対応するか。
 10月31日までに、「代議員就任承諾書」を提出しなければならないので、選挙をするには時間がないと思われる。
○議論の結果、今後2007年総会までに、規則を確立し、その方法で、次回以降(2008年4月1日~の任期)、
選挙により選出する事にします。今回は、点と線に掲載もしくは別紙にて会員に報告することとする。
○今期の不足分2名の選出について。
 五十嵐副会長に加わってもらい、もう一人は、時代の流れに対応する「福祉新潮流委員会」の担当理事から出てもらうという意見があり。
10月20日の次回の理事会までに、福祉新潮流委員会からもう一人を提案してもらうことになる。

 五十嵐:本部の理事の選出、代議員と理事との関係は?
 目黒:本部の理事を出す時は代議員を辞任し、理事になれば良い。ガイドラインにも代議員をやむなく辞任する時は、という項目があるので、
その時に検討すれば良いと思う。

(3)委員会より  
○組織強化委員会(法人部会・交流部会) 深沢理事より報告
・地域集会について、既存のシステムで良いか等、世話人経験者(40名)にアンケート実施。8月28日を締め切りとしてるが、
8月24日現在提出者9名です。理事の中での経験者にはメール点添付で送っているので、よろしくお願いします。
・SNS不具合について
8月10日未明からログイン不可になりました。県士会情報更新中にデータ紛失したものと終わられます。
外部からの不正アクセスではありません。SNSの過去のデータは消去されてしまいました。ホームページ上にお詫び文を掲載し、
特に介護サービス情報公表の掲示板として利用していた稲永理事に対しお詫びしています。今後はデータのバックアップを週1で行う事とし、
今まで全て神山さんが行ってきた事を、岡本理事が手伝いに入るようになりました。
データ消去前の登録者が40名、8月17日現在の再登録者が14名です。

○広報委員会 大野理事より報告
点と線58号 9月30日発送予定。同封チラシがありましたら、9月14日までに事務局へ送って下さい。
○研修・啓発委員会(啓発養成部会・研修部会・相談事業部会・キャリアアップ部会)
    大野理事(遅れて山﨑理事より追加)報告
・研修部会
・基礎研修会(7月29日開催)  参加者63名(会員60名/非会員3名)
・介護サービス情報公表事業に関する研修会  9月23日(祝)開催予定
・相談援助に関する研修会(仮)  10月28日(土)開催予定
・研究誌の原稿募集  次号「点と線」にて募集開始
・啓発養成部会
・国家試験受験対策講座の日程が一部変更となる。
第1回に行う予定だった「地域福祉論」「心理学」が講師の都合により、第5回の午前中に変更。受講生の方々へはお詫び文を送付。
今後の対策として、①講師宛に講師依頼を書面にて送付。②一週間前に担当から確認のため連絡を入れる。
・帝京平成大学受験対策講座の受託について
 8月3・4日の2日間で無事終了した。対象は2~4年生でした。講師は2コマ富岡、2コマ南、4コマ大野で実施。
・相談事業部会
・福祉のしごと就職ガイダンス(7月17日開催)
  相談員2名(福田、松浦) 毎年低調で相談件数は8件
・福祉のしごと就職フェア(9月10日開催)
  毎年40件くらいあるので、相談員4名で対応する予定
・ キャリアアップ部会
・地域包括支援センター実務研修について
  今回、研修の日程をホームページに掲載することになっていたが、掲載が遅れたため、問い合わせが多数寄せられ、
事務局には大変迷惑をかけた。
8月17日現在の申込者数は19名。8月25日現在申込23名。県南部の方の申込者が多い。国のガイドラインに沿っていない現状、
社会福祉士は非常勤、状況も悪い。地域包括支援センターの現状は「介護予防」に忙しく、後見支援や虐待対応等十分出来ていない。
市町村直営が多いので気持ちが緩のではないか、国のチェックが入ってくるときちんとやるのではないか。
・研修啓発委員会からの本部委員会等参加者
・生涯研修委員:周藤秀俊(研修部会長)
・生涯研修委員研修会議(8月25・26日):高岡智明(研修部会)
・2006年度「社会福祉士の倫理綱領・行動規範」伝達研修(9月15・16日):周藤秀俊
・地域包括支援センター支部支援委員会(次回は10月9日(月)開催予定):勝又香

○福祉新潮流対応委員会(ケアマネ評価検討部会・ケアマネジメント部会) 
水野谷理事より第三者評価調査員養成研修及び部会員募集について報告、
 矢野理事よりケアマネ受験対策講座及び研修会について報告
・第三者評価調査員養成研修について
 最低4人(組織運営系2、福祉系2)が機関認証に必要。その人数の確保や、この事業に対しての準備が整っていない為、
9月の認証機関の申請は見送る事にした。
今回(10月)の養成研修の募集は25名、現在認証機関及び9月に認証申請する機関からの応募を優先とすると言われた。
エントリーするのは自由だが、認証機関からの応募者が優先となるので、優先順位が後ろになる。県からの提案では、
すでに認証機関等の推薦枠をもらったらよいのでは、その際、今後県士会で認証された時、
県士会で活動する事の了承が得られればというお話でした。そこで、コミュニティケア研究所へお願いする事とした。また、
評価調査員募集と第三者評価検討部会の部会員の募集をホームページ上へ掲載、点と線メール配信登録者へ情報を流した。8月25日現在、
組織運営系に1人、福祉系に希望者3人ほど連絡が事務局にあった。組織運営系の条件として、法人について、
どこでもよいのかと県に問い合わせ、「法人」であれば、福祉系組織でなくても良いとのこと。県からの情報では、
介護サービス情報公表の指定期間を増やす予定はないが、第三者評価機関は増やしたいと聞いている。収入額が多いので、
営業活動等の検討も必要。9月7日(木)夜に、第三者評価検討部会開催予定。第三者評価調査員養成研修受講希望者で都合がつく方に、
参加を促し、そこで説明をしたい。
・介護支援専門員受験対策講座 について
 計4回の講座について、8月5日、19日、27日は千葉県労働者福祉センター、9月2日は千葉県社会福祉センターで開催予定、
すでに2日終了し、受講者は41名。
・11月12日障害者自立支援法の研修について
 県の黒岩さんに講師を依頼。
 市町村の該当課にアンケートを出し、その結果を研修の中で報告する予定。
○権利擁護センターぱあとなあ千葉  稲葉理事より報告
 特になし。別途事務局報告と合わせて、報告する。
○あしびの会(青年部会)  白井理事より報告
 10月14日に「倫理綱領って何ですか」という研修を予定。自主活動奨励費の中から、講師交通費及び謝礼の支出についての伺いがある。
執行部では、あしびの会として予算内でやるのであれば問題ない、理事会で審議する程ではないと返事をしたところ、
自主活動奨励費はあしびの会だけの予算ではない事、例年理事会で審議しているとの事で、理事会審議事項としてあげることにしました。ただ、
今後、あしびの会としての予算の枠組を設けてもいいのではないかと思うので、ここで審議して頂きたい。

山﨑: 今年度予算を立てる時もどうするか話をしたが、返事がなかった。
五十嵐: 自主活動奨励費を作った経緯について、自主的な活動を奨励して、定例化すれば、予算に組み上げるという考えだった、
そこから委員会部会として立ち上がってきていないのが現状。もっと自主活動をしやすいような状況やあしびの会の位置づけを検討していく。

白井: 今回の研修で講師が三重県支部の南川会長が予定されている。日帰りで旅費のみ、約3万円で受けてくれたが、
きちんとした謝礼を考えるべきと思う。
山﨑: 参加費をあげて、その中から謝礼を出した方がいいと思う。
(結論)自主活動奨励費の予算内で支出を押さえてらうこととする。

(4)事務局より
○会員数 7月31日付け
全国登録者総数  84,713人(うち7月の新入会者 379名)  組織率28.58%
千葉県登録者総数  822人(うち7月の新入会者  15名)  組織率26.15%
○委員推薦
・千葉県障害者介護給付費等不服審査会委員
 身体障害分野:恒吉よし子  知的障害分野:石山明子
・浦安市社会福祉協議会理事  出羽文明
・船橋市高齢者虐待ネットワーク担当者会議構成員  薄井哲子
千葉県障害者介護給付費等不服審査会委員と船橋市高齢者虐待ネットワーク担当者会議構成員については、ホームページ上、
点と線メール配信登録者へのメール配信による公募を行った結果、4名ずつ応募があり、三役執行部にて審議決定させて頂いた。
委員になれなかった人に対しては、説明と報告をそれぞれにさせて頂いた。浦安市社会福祉協議会の方は、先方より指名で推薦依頼が来たため、
公募はしていない。
○本部関係
・生涯研修委員:周藤秀俊  ・生涯研修委員研修参加予定:高岡智明
・「社会福祉士の倫理綱領・行動規範」伝達研修参加予定:周藤秀俊
・日弁連との連携「在宅高齢者虐待対応チーム」設置について : ぱあとなあ対応
・障害者自立支援法にともなう相談支援従事者研修及びサービス管理責任者研修についてのアンケート回答
・支部活動に係るアンケート回答
・苦情受付担当者:白井正和
・「第3期障害者の地域生活支援研修」受講者:小川見二 後日、支部での実践報告
○後援
・千葉県言語聴覚士会 県民講座(9月3日)
・千葉県手をつなぐ育成会 第55回全日本手をつなぐ育成会全国大会・千葉大会
 第40回手をつなぐ育成会関東甲信越ブロック大会
・NPO法人成田市民軽音楽団RL
 千葉県主催「ちば街角劇場~バリアフリーコンサート2006~(仮称)」
・NPO法人全国抑制廃止研究会 第8回全国抑制廃止研究会 千葉大会
○その他
・平成18年度福祉のしごと就職フェア開催 9月10日(日) 幕張メッセ
 相談員の派遣 松浦竜介 勝又香
・県社会福祉協議会「新規研修等企画開発研究会議」 山﨑泰介
・県税理士会研修会講師依頼  武岡福太郎
・県立高等学校再編計画第3期実施プログラム(案)パブリックコメントの依頼
  (千葉県教育委員会より依頼)
・社会福祉センター土地貸付等について
 企業庁より、社会福祉センター他近隣の建物9団体に対し、更地で返還を要求されていることについて、
社会福祉センターの家主である県社協より説明があった。日赤以外の8団体より、県と企業庁に、
回答の猶予の時間と先10年間は現状のままにして欲しい旨、要望書を提出ずみ。
○連絡(再確認)
・土日のセンター4階の会議室は6ヶ月前から予約申請が可能。研修日程等が決まり次第、事務局へ連絡を。
・理事会審議事項、研修案内チラシ等、担当者からの締切日は厳守の協力を。
・研修に使う資料等、印刷が必要な場合、研修のある一週間前までに、事務局へ連絡を。
・千葉県社会福祉士会より、日本社会福祉士会や外部機関の委員会等で活動される場合、
日程場所等記載の要綱と出欠連絡票を事務局にもコピーを提出(FAX可)
・事務局のパソコン使用について、文書作成・印刷は可能ですが、メールの送受信は出来ない(パスワード要)。
週末の研修等にはFDやメモリスティック等の電子媒体を持参のこと。

3.その他
(1)「ホームページへのリンク基準について」  大野理事より報告
 野村、大野、神山の3名で議論した結果、以下の(案)を出しました。
 インターネットというのは、ボーダレスでリンクフリーと言う考えもあるが、やはりルールも必要。1から4の基準を作ってみたが、
4のみでもいいのではと考えている。この案で進めていき、次回第2案を提出し決定していく。

(案)リンクに関する基準は、次のとおりとする。
1.福祉関係団体(医療社会事業協会、精神保健福祉士協会といった専門職団体)や千葉県支部会員が所属する福祉関係団体
2.なお、福祉関係団体とは職場、地域で活動しているNPOやボランティアグループである
3.千葉県、厚生労働省といった関係機関
4.その他、1~3までに該当しない団体については、
千葉県支部との関わりや公共の福祉に反しない団体であるかどうかを千葉県支部三役会議及び広報担当理事で確認した上で、
リンクするかどうかを判断する
また、支部HPに関するリンクへの掲載手順は下記のとおり。
1.事務局から広報担当理事(大野、野村)へリンク掲載依頼があった事を知らせてもらう
2.広報担当理事とHP担当で判断し、判断した結果を事務局(三役)に伝える
3.三役で正式に承認を得て、リンクを認める

(2)その他
・次回にでも審議出来ればと思っているが、前々会長は相談役となっているが、前会長はそのようになっていません。相談役という「役」
付にするには、総会の議決が必要ですので、どのようにするか、検討が必要。

(3)次回、理事会開催日時
10月20日(金)19:00~

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